Diary?

2016年03月30日(水)
【ゲームばっかりやってるなぁ】
どうも、どうもどうもTSUです

さてゲームの話。PSVRというバーチャルボーイの最新版が発売されますね。

単純にゲームを体感できるのがこのPSVR。
目を右に向ければ右に視線を写したりするわけですが未来的なゲーム世界にダイブするゲームの先駆けになるというもの。

これが進化すればアニメSAOのように脳内がゲーム世界にダイブして自分自身の感覚で剣を奮い敵と戦ったり魔法を唱えたりというのが可能になるようで、実際にこのテストが先日行われたそうな。まぁ上記のような現象までは無理でしょうし、脳内に与える影響とそれと連動しているのが肉体なわけで安全性も考慮すればまだまだ未来の話になりそうです。

さて新しいソフトを買いたいところですがPS4が異常なレベルで高スペック故にPS3を持つ自分としては躊躇してしまうのが現状。
いや画質、音質、容量全てにおいてPS3を上回りし過ぎて新作を買うのが億劫になるんですよね。

それを体感したのがMGSVTPPでして、画質、音質や台詞の量等々と細かい比較をすれば目立ちます。
MGSVTPPをクリアすると感じる「あれ?これで終わり?ビッグボスが悪に堕ちるってなんなの?」という妙な空振り感があります。

これでかなり批判を浴びたり賛否が分かれたりしますが、小説版の野田さんがそれについてインタビューで答えていた記事を見て納得。

小島監督が小説版の解釈で間違いないと言うように野田さんと小島監督は密接にあります。
まず今までのメタルギアソリッドシリーズには共通点があります。
それは「誰かが誰かに何かを伝える」というもの。
エンディングでわかりますが、スネークからオタコン、スネークから雷電、ザ・ボスからビッグボスへ、ビッグボスからスネークへ。

その伝える事はシリーズのテーマ毎にさまざまですが、明確に伝えています。

ところがMGSVTPPではビッグボスからビッグボス(ヴェノムスネーク)へと伝えてはいますが明言していません。
「お前と俺でビッグボスだ。これからの事はお前が決めろ」
これはシリーズをプレイしているプレイヤーへと向けています。言うなれば「俺から伝える事はない。プレイヤーが自分で解釈して自分で決めろ」という意味です。

MGS2で主人公であるスネークから雷電に主役が変わりこれに批判が集まりました。
監督の意図として「スネークは設定として"伝説の傭兵"なのに、初めてスネークを触った人がスネークを使いこなせないとその設定が崩れる」という意図があったようです。
そのためイケメンで潜入任務初心者の雷電が採用されたと言われています。

この話を聞くとMGSVTPPの主人公であるヴェノムスネークはビッグボスの影武者というポジションはMGS2の雷電と似ていると言えます。

次に「悪に堕ちる」ですが、これは流石監督!上手いなぁ!と思わされました。

MGSVTPPをプレイしてストーリーを進めるとオタコンの父親であるヒューイの言動にウザさとムカつきを覚えます。
「ボクはやってない!まともなのはボクだけか!?」なんて緊迫した状況でよくも言えるなと。
実際にオセロットに「あいつはもう何が正しくて何が間違っているかもわからない状態になっている」と評されるように、異常な思い込みと精神状態で自白剤の効果がありません。

ですがヒューイは続けます「君達のやってることはただの人殺しなんだよ!」
これに対してスネーク以外のスタッフ達は鼻で笑うようにヒューイを蔑みます。

スネーク(プレイヤー)があまり喋らないという意図も今ではわかりますね。
当初は声優に「24」のキーファサザーランドを採用したからギャラの兼ね合いでセリフが少ないと思われていましたが、このスネークはメタルギアソリッドシリーズの伝説的な兵士ではないために自分の意思がほぼない=プレイヤーの受け取り方に任せるという立ち位置にさせているからです。

話を戻してヒューイはマザーベース内でのスパイ活動や内部の混乱を招いた罪でマザーベースから放流されて上記のセリフを言いますが、それに続いて「みんながDD(ダイアモンドドッグ)と可愛がってる犬…あれだってどう見ても狼じゃないか」「みんな犬だと思い込もうとしているだけだろ…」という旨を言いますが、これも普通にストーリーを進めていると笑ってしまいそうなセリフですが、意味はあります。

まず「ビッグボスが悪に堕ちる」これについてゲームをクリアした人に質問ですが、貴方は何人の敵兵士をGMP(資金)のために殺し、回収しましたか?依頼を受けて何人の敵兵を殺し、何台の敵兵器を破壊しましたか?

これでヒューイの「ただの人殺し」の意味が冷静にわかると思います。
スネーク達はサイファーという組織への報復と復讐に海上に核兵器を保有した基地にいます。
その復讐と報復と共に基地の維持のために多大な兵士を殺し多大な兵器を破壊します。
それもどの国にも属していない核兵器を保有する武装集団。「悪」と呼ばれなければ「テロ集団」とでも呼ばれるでしょう。

そこでヒューイはヒントも出します。「見た目は狼なのに、犬だと言っている、思い込ませている」
自分(プレイヤー)のしている事はスネークをプレイしてストーリーにそっているだけとなんですが、やってることは残虐行為しかありません。如何に拠点を攻めるかと思考を巡らせて、敵を殺したりしている自分の行為を俯瞰で見ないようにしています。
もちろんそういう意図で作られているのでプレイヤーが感付くというようにはなっていません。拠点を攻めるの楽しいですし(笑)

そういうプレイヤーの心理を上手く使っているのですがプレイし直すとそういう伏線は張られていますのでリプレイしてみるのもいいでしょう。
まぁ傭兵に出きる捕虜しか救出していないってのも変な話ですよね。

比較的まとも?ではないのかも知れないヒューイのセリフの噛み合わないセリフの意図を読み解くと如何に正論であり、進行形で悪に堕ちていて今のマザーベースがアウターヘブンであるという現実を教えてくれます。

続きはまたでわでわー

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