1/1ページ目 横たわる快… 救急車の音が聞こえる… 爽はまだ気がついてない… ん?なんかあったのかな?救急車来たけど…って思ってると『僕?しっかりしろ!大丈夫か!?』って聞こえた。 まさか… 人込みをかきわけ前にでると快が… 『快〜!!快!快!…』って揺さ振ると返事もない…『揺さ振っちゃダメだ!』って言われた。 救急車に乗り込み何度も『快〜!快〜!!』って呼んだけど、返事がない。 なんで…快…ごめんよ! ごめんな!俺が遅いから…俺がもっと早く荷物を持ってたら… 自分ばかり責める爽… 病院に着くと先生と看護士さんがたくさんいた。 『急いで!血ガス、血算!生化!全身レントゲン!急いで!』って聞こえた。 僕は看護士さんに『快?快?快〜!!』って泣きながら快について行こうとした。『大丈夫!お兄ちゃんかな?先生達頑張って快君助けるから、ここで待っててね!』って優しく頭をなでてくれた。 大丈夫なわけないじゃん!僕は待合室で泣いて叫び続けた。 『快!快…神様お願いです!快を助けて…お願いだから…』って。 泣いていたら父さんが来た『はぁはぁ。爽?快は!?』って。 僕は『父さ〜ん!!快が…快は死ぬの?死んじゃ嫌だ〜』って抱きついた。 父さんは『バカなこと言うな!!快は死なない!いいか?爽!快は強い!強いんだ!こんなことで死んだりしない!』って強く抱き締めてくれた。 しばらくするとドアがノックされた。 先生が入ってきた。 『快は?快は大丈夫ですよね!死なないですよね!?』って聞いた。 先生は『はっきり言って厳しい状態です。残念ながら…すぐに手術にかかります。頭を強く打ってますし、内臓もいくつか破れています。命が助かっても、障害が残る可能性も…』って。 『そうですか…。手術よろしくお願いします』って父さん。 先生が『爽君かな?お母さんに似てきたな!2人で爽快なんだろ?お母さん言ってたよ!爽君?快君を応援してあげてくれな!快君の気持ちが負けたら、いくら先生が頑張ってもダメなんだよ!わかるな!?』って拳を胸にあてた。 僕は涙を拭いて『応援する!絶対快負けないよ!だって二人で爽快だもん!』って言うと笑って頭をなでてくれた。 そして時間が過ぎた… 何時間たったんだろう… まだ終わらない… でも俺は『快負けるなよ!また、必ず爽快になるんだから…俺も…お前も…って心で思っていた。 その頃快は… [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |