おむつの小説

爽快に生きよう!青空の下で…第5話
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爽が必死に祈るころ…  快は生死の境を彷徨っていた。                      俺、どうしたんだろう〜?事故に遭って…それから…ん?ここどこだ?真っ暗だ。『爽〜!父さ〜ん!』 呼んでも返事がない。  そっかぁ〜俺死んだのか。そうだ!ここは天国じゃ…『母さん!母さん!どこ?』って呼んでも返事がない。           だんだん怖く、不安になっていった。                   『そうだよな!母さん俺のこと嫌いだもんな。会えるなら死んでもいいや!思ったけど、どうしたらいいんだよ!』って泣いていたらどこからともなく声が聞こえた。                     『君はまだ死んではいない。しかし生きる死ぬを決めるのは、君自信だ。君は 今後辛いことを一生背負うことになるだろう。死んで、楽になる。つまりは、現世に別れを告げることになるよ。それでいいなら、この道を進みなさい。しかし、君には、現世で待ってる人、期待している人いる、協力してくれる人いる…と。       俺は聞いた。      『辛いことは何?教えて!待ってる人は爽だろ!? それはわかるよ!でも… ねぇ?この道は天国につながってるの?母さんいる?』って聞くと、『わからない…それも君の気持ち次第で、天国にも地獄にもなる。ただ進み、たどり着くとあと戻りはできない…  そう言うと消えた。   何かわからないけど、気配が…                      俺は正直今辛いんだ…  爽の優しさや自分の性格…毎日が、辛いしなんとかしたいけど、なんともできない…                      よし!進もう!爽には悪いけど…爽には母さんと2人で夢で謝れば…     それに爽の生活は空の上から見守れる!って言ってたしな!母さんがいるなら…と思い進もうとした。  その時…        『快〜!快!まけるじゃねぇぞ!2人で爽快なんだからな…また必ず爽快になるんだ…2人一緒に…だから…お願いだから帰ってきてくれよぉ〜俺、1人じゃ爽快どころか生きれないよ…快…って爽の泣き声が聞こえた。                     爽が呼んでる…     でも…         やっぱり爽だ!     爽には俺が…俺には爽が…でも辛いことって…
悩んだけど、来た道を振り向くと光がある。
帰ろう…快は来た道の光があるほうに進んだ。               そして…        目をあけると爽が…、父さんがいた。                   俺は、爽にも父さんにも夢?夢じゃないけど不思議な体験をしたことを話したが信じてもらえなかった…             2人とも『えらい!』とか『よく頑張ったな!』って爽は『俺の声聞こえてよかったよ!』だけ。    あの誰かわからない声を やわらかで優しいと言うか、それには『そんなのあるわけじゃん!お前が病気に勝ったんだよ!』って。             俺はそんな言葉が欲しかったんじゃない。     爽に相談と言うか、聞いてほしかったのに…                俺は徐々にしたいことを できるようになるまで回復していった。      ある時物を取ろうとしたら右手が動かない…感覚が ほとんどない。     しかも、右手だけでも、 ショックがデカイのに、 トイレに行きたいわけでもないのに、シャーと音がした。          まさか…と思って、手をズボンに入れたら濡れてる。おむつが…                   俺は、点滴と点滴の副作用でおねしょするから…と言う理由でおむつを認めた。でも、右手はもちろん、 おもらしは聞いてなかった。           俺は、幼児のような自分の光景に耐えれなくてなったそのとき…       あの言葉が頭に浮かんだ。辛いことが一生背負う…って言葉…        俺は、今後幼児として生きるのか…そう考えたら…
涙が止まらないかった…



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