1/1ページ目 達也は2階の寝室の押し入れに連れて行った。 『よいしょ!っとあった これだな…ほら見てごらんこれ誰かわかるお兄ちゃんだよ』とアルバムを広げ見せる。泣いてる達也。笑う達也。寝てる達也。色々見せ『ほらこれ…』と指を指す。 おねしょして布団の前で泣きながら笑う父さんに抱かれてる写真。 俺はなんとか信用して欲しかった。俺を…みんなを… 『ね?お兄ちゃんも昔は毎日やって泣いてたんだよ。でも父さんは笑ってるだろ?怒ってないよね?龍君?ここには誰も君のおねしょを怒ったり、叩いたりする人はいないよ。みんなを信じて。ね!?ごめんなさい…これで十分。あとは今日はしないように…って祈ろう!』って笑い頭をなでると『ほんと?僕毎日やって叩かれて怒られて、でも…しちゃうし…でね…みんないなくなったんだ…パパもママも…だからいなくなったら…叩かれたほうがいいもん…ごめんなさい…』と大粒の涙を流して言った。 俺は『信じれるかな?みんなを…父さんも母さんも、もちろん俺もみんな家族で味方だよ!』と言うと頷き『うん。わかった…』と言ってくれた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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