おむつの小説

友達ができるまで… 第5話
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春夜はずっと黙って僕を 優しく見守るように、家に向かって歩き出した。              春夜の家に着いた。   春夜が『着いたぞ!ここが俺の家。さぁ入れよ!』って言われたが、泣き崩れる僕は、入れずに下ばかり見ていた。        
春夜が押すように家に入れてくれた。       入ると『もう泣くなよ!ガキじゃないだろ?風呂沸かすからな!ちょっと待ってろよ!あとは着替えだな!俺の着れるかなぁ〜』って春夜は行ってしまった。 僕のおもらしには、何も言わず…         
泣き止んで、へこんでいたら、春夜が着替えを持ってやってきた。      
『お!泣き止んだか?どう?少しは落ち着いたか? これ着替え。着替えちゃいな。気持ち悪いだろ?』って春夜。『ありがとう。春夜。』とは言ったものの、着替えれない。そう、おむつしてるから…春夜は『居たら、着替えれないよな?すまん!すまん!』って笑って、出ていった。
でも僕はいつまでたっても着替えれずにいた。
  
10分後春夜が帰ってきた。『なんだよ!着替えてないじゃん!ってか、触ってないだろ?』って言われた。『帰るよ!ありがとう!春夜。』ってカバンを持つと『待てよ!着替えれないわけでもあるのかよ!俺も席はずしたし、お前、逃げてばっかだな!マジで!』 グサリとくる一言だった。
立ち止まる僕に春夜は『まぁ座れよ!剛!着替えたくないなら、着替えなくていいからさ!話しようぜ!お前悩んでねぇ?ちがくねぇ?顔に書いてあるぜ!』って言われた。僕は『春夜は友達多いよね。部活でも クラスでも…後輩に慕われているし…』って言うと『まぁ友達は多いほうかな!ちがくねぇよ!でも俺は、お前とも友達になりたいと思ってる。でもお前どう?俺の正直な気持ち言おうか。俺は剛を友達だと思うしなりたいからずっと考えて行動してた。それなのに、お前は逃げる、隠すの一点張り。だから家に呼んだ。ここなら誰も邪魔されないと思って…それなのにお前は…今帰ろうとしてたら、殴ってたな!正直さ!』って、言われた。      
本気だ!真剣だ!春夜は。春夜の気持ちとまっすぐな目で見られてたら、また 涙が止まらない。    
僕はもう逃げない!いや逃げちゃいけない。僕は、すべてを春夜に話す決心をした。
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