おむつの小説2

おねしょにも自分にも強くなろう!第7話『怖い夜』
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喧嘩をして口を聞かない2人。2人ともゲームをして目も合わさない。そんな中玄関のチャイムが鳴る。             ピンポ〜ン…ピンポ〜ン 『琉生誰か来たよ!出てよ!』って琉慈。『お前が出ろよ!』って言うと『なんで俺が…』って言い合ってるとまた鳴った。                『はい、はい今行くよ!誰だよ…』とぶつぶつ言いながらふてくされてやっと琉生が重い腰をあげた。              『はい?』って玄関を開けると『来ないから来たぜ!』って貴之だった。   『今行こうとしてたんだよ!まぁあがれよ!』って言うと『おじゃましま〜す』と貴之が入る。     『お!琉慈オッス!』言うが返事をしない琉慈。『どうしたんだよ!?元気ないじゃん』と言うが返事は『ちょっと…』と琉慈。貴之は『なぁ琉生早く行く用意して行こうぜ!』と貴之がいうと『ここでいいじゃんせっかく来たんだし…』って琉生が言うと『琉慈いるじゃん…ここはちょっと…』と琉生に耳打ちする。 琉慈は機嫌が悪いのか『なんだよ!ジロジロ見るな!』と言って貴之と琉生を睨む。『わかったよ!行くか?』と言うと行く用意をして、家を出た。                 琉慈は1人になるとテレビをつけて冷蔵庫を開けて ジュースを飲みながらテレビを見ていた。     しばらくすると下半身が暖かい。見るとおしっこをチビっていたのだ。                『あぁ〜もう〜出てる〜』って半泣きの琉慈。   『ママ…ママ〜』と呼ぶ琉慈はついに泣き出してしまった。泣きながらズボンを替えて『いいもん!おむつするもん!』って言うと自分の部屋に押し入れを開け紙おむつを取ると穿いた。この紙おむつは夜専用。 母親とも夜しか穿かないと約束していたが、約束をやぶって穿く琉慈。琉慈は『ママがいないからいけないんだぁ〜』と1人文句を言いながら穿いておむつ1枚で下に降りテレビを見る琉慈だった。                   時間はもうすぐ7時。  『お腹減った〜琉生いつ帰って来るんだよ!!1人で食べようかな…』と琉慈は冷蔵庫を開け夕飯のビーフシチューを温めようとした時、シャーと曇った音がした。                      『いいもん!おむつしてるもん!漏らして大丈夫だもん…』とおむつの前を触る琉慈。クマさん柄のかわいい紙おむつは黄色く膨らんでいた。        琉慈は目に涙をため『ママ〜!!琉生〜!!早く帰ってきてよ〜!!』と怒る琉慈。琉慈は泣きながら1人でご飯を食べるのだった。            時間が過ぎるが琉生はいっこうに帰ってこない。  もう10時をすぎようとしていた。         『怖いよ!早く帰って来てよ!琉生…』と言う琉慈。じつは琉慈は1人では寝れないのだ…いつも琉生と一緒に寝て、琉慈が寝たら、琉生は自分の部屋に行き寝るのだ。要は琉慈は寝るには、誰かの添い寝がいるのだ…                      テレビを消して寝る準備をする琉慈。       おむつもそのままだ…  お風呂に入ろうと思っていたが、テレビに夢中で入りそびれ、入ろうと思ったが怖くなったのだ。                『おむつもぐちゃぐちゃだぁ〜かえなきゃ…パジャマも取ってこなきゃ…』と言いながらながら2階に上がる。                      ミシ…ミシ…と音をたてる階段…琉慈は怖くなり急いで登って行ったが途中で足を滑らせ、階段から滑り落ちた。                     ゴロゴロ…『痛っ〜い!!もう〜!!琉生!!何してんの〜帰って来てよ〜!!』って今にも泣きそうな琉慈。手をついて立ち上がろうとしたら、床が濡れてる…『あぁ〜おしっこ出た〜!!おむつしてたのに〜!』って琉慈。                  おむつは限界を越え漏れてしまったのだ。     琉慈は赤ちゃんは赤ちゃんのようにその場に座り込み泣くのであった。
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