おむつの小説2

おねしょにも自分にも強くなろう!第8話『帰りたいなぁ〜』
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琉生は貴之と家に向かっていた。                     『琉生…誰にも言わないと約束してくれな…』と少し下を向き暗い表情の貴之。『遥のことか?言わないってか、言うのはお前だろ?俺は相談のるだけだろ?』っていうと『そうだな…』って苦笑いする貴之。  しかし家に来た時ほどの元気はなかった。                 歩いてると貴之の家が見えてきた。きれいなマンションだ。エレベータに乗り家に着くと『母さんには勉強って言ってあるから頼むな』って貴之が手をあわせて頼むので『OK!』と言った。                      家に入り『おじゃましま〜す』って言うと小さな弟が『こんにちは!!』と笑う。弟の貴裕君だ。幼稚園の年少さんだ。後を追うようにおばさんが『いらっしゃい!!ごめんなさいね!ゆっくりして行ってね!』って言うと貴裕君を連れてリビングに行った。 
            貴之が部屋に向かおうしたら琉生が『悪い!トイレ貸してくれない?お漏らししそうなんだよ』と苦笑いの琉生。『はは!漏らすなよ!いいよ!突きあたりの右の扉な!』と貴之も笑う。            琉生は漏らしてはなかったが…いや、厳密に言えば漏らしていた。チビっていたのだ。                     トイレに入ると鍵をかけてかばんから紙おむつを出して、パンツを脱ぐ。   『あぁ〜やばかった…』と琉生はパンツにつけていたパットを見てつぶやく。 見ると前からお尻の後ろほうまで黄色く染まっていた。琉生は『あぁ〜しまった!ビニール袋忘れたどうしよう…』と悩む。パンツは穿いたにしてもパットどうしようかな…と悩む琉生。周りを見ると小さなゴミ箱みたいなのがあった。              『なんだこれ…ゴミ箱かな?』と開けて見る。   見るとパットが数枚とゴミ箱には貴裕君のおむつが丸めて捨ててある。    もちろん汚物入れである。生理用品だが琉生はもちろんそんなこと知るはずもない。                      なんだぁ〜あるんじゃん!どこの家にもパット入れあるんだぁ〜と喜び、笑う琉生。琉生はおむつを穿きその上にパンツを穿きズボンを穿いた。そして黄色く染まったパットはゴミ箱に捨てた。                     琉生は便器に座り『あぁ〜早く帰りたいなぁ。ママ早く帰って来るときあるしな。よし!早いとこ話を終わらせて帰ろう…』と思いトイレを出て貴之の部屋に向かった。                    しかし…この捨てたパットが思わぬ方向になるとは、考えもしなかった琉生だった。
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