おむつの小説2

おねしょにも自分にも強くなろう!第14話『怖かったよ〜』
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琉慈は泣いてただ座り込むだけであった。                 『もぅ〜なんで…なんで…1人なんだよぉ〜ママ…琉生…』消え入りそうな声で言った。                    琉慈は何もできずに泣いていた。怖くて、心細くて…なぜならいつも琉生が必ず横にいたからだ。時間だけが過ぎていく。そんな時、ガチャガチャと音がする。『マ、ママだぁ〜!』と琉慈は玄関に走った。               『どうしたの琉慈。お漏らしして。琉生は?』って聞くと『いない…怖かったよ〜!ママ〜!!』と抱きついた。琉慈は抱きつくと少し安心したのか、いきさつを説明した。『琉生泊まったのかしら?あの子。少し心配だわ』と言うと『早くシャワー浴びてらっしゃい!』と言うと琉慈の背中を押した。『どこにも行かない?』って心配そうに見る琉慈。『いかないわよ。早く行ってらっしゃい!』と言うと『うん!!行ってくる!待っててね!』って言うと笑顔で風呂場に向かうのであった。                  母親は階段を掃除しながら『琉生もおねしょするのに…友達の家に泊まるかしら…やっぱり心配だわ』と言うと時間を見て『寝てるかも…まさか、誘拐なんてこと…そんなわけないか…』と言うが心配で仕方ない母親は琉生にメールを送った。しかし返信はなかった。            しばらくすると『ママ〜』って琉慈が走る。母親の顔を見ると『よかった〜!いた〜』と笑顔で駆け寄る琉慈。『早くおむつ穿いてらっしゃい!寝るよ!1人で寝れる?』って笑って聞くと『無理…』って下を向く琉慈に『早く1人で寝れるようにならないとダメよ!早く穿いて寝よう!』って優しく言う母親であった。            琉慈は『うん!!』と言うとおむつを穿いてパジャマを着ると母親の布団の中に入るのであった。
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