おむつの小説2

ほんとの兄弟って…第9話『やっちゃった…』
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朝起きると冷たい…   まさか…        俺は焦って自分のパジャマを触る。濡れてる…やっぱり…やってしまった…  パジャマも布団もずぶ濡れだ。はぁ〜と思いふと横を見ると…                                えぇ〜!!?な、なんで龍君がいるの?俺はビックリして、眠気がふっとんだ。            龍はまだすやすやと寝息をたてている。                  これ、龍君のおねしょとちがうよな!?パジャマをもう一度触る。やっぱ俺だ…はぁ〜やばいなぁ〜なんでいるんだよ!昨日寝る時はいなかったのに…    いつ来たんだ!?とか思ってたら、龍君が動いた。 ビクッとしたら、寝返りだった。よかった。ばれる前になんとかしなきゃ…それしか頭になかった。               俺はそっと布団を出て下で替えよう。そして母さんに謝ろうと思い、部屋を出て着替えて母さんに謝る。 母さんは笑って『たまにはするよね?心配だったら今夜から夜パンツ履いて寝たら?お兄ちゃんがおねしょじゃ恥ずかしいでしょ? 嫌なら穿かなくてもいいからね。』って優しい。  でも俺は答えれなかった。            部屋に戻ると龍君は布団をかぶって出てこない…  『お〜い朝だよ!おねしょなんか気にしなくていいから…早く出ておいで!』って、いつものように優しく言うと泣いて謝る龍君。             着替えとシャワーを促し布団を干す。二人で書いた世界地図はでかかった。  
ばれないようにあわてて干し下に降りると龍君が『ごめんなさいお布団濡らして…僕…怖くて…だから…』って目に涙を溜めてる。            俺は心で俺もやったしな…まぁでもかわいいじゃんと思いながら『いいよ!今夜から毎日一緒寝る?ただしお布団入る前にトイレ行こうな!』って頭を撫でると横で見てた父さんと母さんがニヤニヤして俺に『よかったね。龍。お兄ちゃんも一緒にトイレ行ってくれる!ってねぇ?達也。』と言われた。        顔が真っ赤な僕に龍君が『どうしたの?』って聞くから『なんでもないよ!』とは言ったものの、俺は自分でバカな約束をしたことに気がついた。                  どうしよう〜毎日一緒に寝たら、いつかばれるかも…いや、大丈夫!最近してないしな!!と自分に言い聞かせるが、一度やると、数日続く癖があるのを思い出した。                     俺はばれたら…とばかり考えて他のことは考えれなくなっていった。





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