1/1ページ目 朝起きると冷たい… まさか… 俺は焦って自分のパジャマを触る。濡れてる…やっぱり…やってしまった… パジャマも布団もずぶ濡れだ。はぁ〜と思いふと横を見ると… えぇ〜!!?な、なんで龍君がいるの?俺はビックリして、眠気がふっとんだ。 龍はまだすやすやと寝息をたてている。 これ、龍君のおねしょとちがうよな!?パジャマをもう一度触る。やっぱ俺だ…はぁ〜やばいなぁ〜なんでいるんだよ!昨日寝る時はいなかったのに… いつ来たんだ!?とか思ってたら、龍君が動いた。 ビクッとしたら、寝返りだった。よかった。ばれる前になんとかしなきゃ…それしか頭になかった。 俺はそっと布団を出て下で替えよう。そして母さんに謝ろうと思い、部屋を出て着替えて母さんに謝る。 母さんは笑って『たまにはするよね?心配だったら今夜から夜パンツ履いて寝たら?お兄ちゃんがおねしょじゃ恥ずかしいでしょ? 嫌なら穿かなくてもいいからね。』って優しい。 でも俺は答えれなかった。 部屋に戻ると龍君は布団をかぶって出てこない… 『お〜い朝だよ!おねしょなんか気にしなくていいから…早く出ておいで!』って、いつものように優しく言うと泣いて謝る龍君。 着替えとシャワーを促し布団を干す。二人で書いた世界地図はでかかった。 ばれないようにあわてて干し下に降りると龍君が『ごめんなさいお布団濡らして…僕…怖くて…だから…』って目に涙を溜めてる。 俺は心で俺もやったしな…まぁでもかわいいじゃんと思いながら『いいよ!今夜から毎日一緒寝る?ただしお布団入る前にトイレ行こうな!』って頭を撫でると横で見てた父さんと母さんがニヤニヤして俺に『よかったね。龍。お兄ちゃんも一緒にトイレ行ってくれる!ってねぇ?達也。』と言われた。 顔が真っ赤な僕に龍君が『どうしたの?』って聞くから『なんでもないよ!』とは言ったものの、俺は自分でバカな約束をしたことに気がついた。 どうしよう〜毎日一緒に寝たら、いつかばれるかも…いや、大丈夫!最近してないしな!!と自分に言い聞かせるが、一度やると、数日続く癖があるのを思い出した。 俺はばれたら…とばかり考えて他のことは考えれなくなっていった。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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