おむつの小説2

おねしょにも自分にも強くなろう!第15話『貴之ってすげぇ〜』
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琉生は必死になっておむつを探していた。                 やばいよ…早くしないと貴之帰ってくるよ…と焦りタンスを開ける。その頃、携帯が震えていることなど、知るよしもなかった。              『あった…よ、よかった。』と言うとムーニーマンを穿くのであった。    やっぱきついや。でもそんなこと考えてる時間はないと考えると穿いて布団に入った。                     その頃貴之はリビングで、考えるように座っていた。そしてしばらくすると部屋に戻った。                   そして翌朝…      起きた琉生はすぐに布団の中に手を入れた。    よかった。うまくいった。と思い貴之の布団を見ると貴之がいない。すると『おはよう〜琉生』って声が聞こえた。琉生はびっくりした。貴之のパジャマが濡れていたのだ。つい『貴之…お前…』って言うと『ん?実はな…俺…』と言って顔を少し赤くながら頭をかく。貴之は『よいしょ!!と言うと布団を抱えベランダに向かう。『貴之?ハズくねぇ?』って聞く琉生。『いや…ごめん…』と謝ると『ハズくねぇわけないじゃん』って赤くなった顔がよけいに赤くなって答える貴之。『琉生?内緒にしてくれな!遥にもみんなにも…』って言う貴之に『お、おぅ!でもお前すげぇな泣かないのか?それに俺に見られて…』って聞くと『そうか?泣かないのは俺の中でのケジメみたいなもんかな。俺の出した小便じゃん。それを泣いて誰かに訴えたところで、それこそ余計にハズいだけだろ?だから布団は干して、濡れたパジャマは洗濯機に入れる。これが俺なりのケジメみたいなもんかな…』って言うと布団を干して琉生の横に座った。黙る琉生に『俺はお前を信用してるし…お前はどう思ってるかわかんないけどさ…』と言うと『言わねぇよ!絶対!!約束する!』と真剣な眼差しで言う琉生に『ありがとう』と言った。                      琉生は『実は…』と言い掛け『いや、何でもねぇ!昨日は悪かったな!俺振りは無理だけど、遥の好きなことや、好きな場所聞いてやるよ』と笑って言った。
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