おむつの小説2

おねしょにも自分にも強くなろう!第16話『貴之の凄さその2』
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琉生は負けた…と思った。こいつ強いと…     なぜなら、琉生はいつもクラスの中心人物。貴之はいつもサポートしてもらう立場が多く、仲のいい友達の1人だが、琉生にとって泣くのはあたりまえであり、人を信用し、心を強く持つことなど今までに経験などなかったのだ。まして人前で弱い自分を人前で見せることは弱い人間のすることだと思い込んでいたから…            琉生少し貴之に尊敬すると同時に負けたくねぇ〜と思った。そして琉生は聞いてみた。         『なぁ貴之?お前はおばさんのことどう思う?』って聞く。『ん?なにが?母さんか?どう?って言われても…ウザイと思う時もあるし、うるさいし…別に?』って言うと『そっかぁ〜甘えたいとかもっと優しくしてくれたらなぁ〜とか思わない?』って聞いた。  琉生は素直に貴之の強さを知りたいと思った。   自分とは何が…どこが違うのかを…        そこに幼児思考の琉生はいない。小6のいつもの琉生がいた。そして琉生の中で何かが変わるきっかけとなったのであった。                『そうだなぁ〜昔はあったし、泣いてたかな。貴裕が生まれてしばらくは…  貴裕ばかりに母さんが行くのが悔しくてさ!おねしょも毎日して泣いてたしさ!今は減ってそれでも週1しない日があるかないかだな…』って言うと頭をかいて苦笑いする貴之。    貴之は『琉生?よかったら一緒に風呂で話さねぇ?嫌ならいいよ。待っててくれよ!俺風呂入るわ!じゃねぇと母さんと貴裕が来る』って立ちあがった。   『いいぜ!入ろうか。昨日はほとんど話しなかったもんな…』と言って立ちあがった琉生。そして二人は風呂場に向かうのであった。                        下に降りると琉生はトイレに向かった。      『トイレ行ってから行くわ!』と言ってトイレに入りおむつを脱ぎ、パンツを穿いておむつを捨てた。  琉生はまだ言えずにいた。プライドが…そして勇気がないのだった。泣く自分がいるから…耐えれなかったのだ…                     脱衣場に行くと貴裕君がいた。『あぁ〜お兄ちゃんおねしょしてる〜僕の勝ち〜』と笑って言う。俺は貴之が怒ると思った。しかし貴之は『何が勝ち〜だよ!!ズボン脱いで見ろ!ほらお前もしてるだろ!?それにまず昼間取れてから言え〜おむつしてる赤ちゃんが』って笑って冗談ぽく笑う貴之と貴裕君に俺は、またすげぇ〜と思った。    俺が行くとおばさんが『おはよう!朝お母さんから電話あったから言っておいたから…ゆっくりして行って』と俺に言うと『ほら貴裕!行くよ!お兄ちゃん達の邪魔しない!』って手をひいて出て行った。                貴之は『琉生早く入ろうぜ』って言うとズボンを脱いだ。見てまたビックリした。なんと貴之もおむつをしていたのだ。つい『お前も…』と言う琉生に『はは!まいったなぁ〜これ貴裕には内緒な!知らないんだ!』って真っ赤な顔をして言う。見るとおむつはパトカーの絵が入った赤ちゃん用の紙パンツ。黄色く染まり膨らんでいた。                 琉生は一瞬俺も…と思い言おうと思うが言葉が出ない琉生は少し恥ずかしくなった。こんなに強く優しい貴之を見ると自分が情けなくなるのであった。                しかし…        琉生は服を脱ぎ、パジャマのズボンとパンツを一緒に脱ぎ、それをまとめ見えないように丸めるのであった。


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