おむつの小説2

おねしょにも自分にも強くなろう!第23話『お兄ちゃんか…』
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琉生は部屋に入ると、涙を止めようと必死になるが止まらない…                   そんな時…       コンコン…『琉生お風呂入りなさい。入りかけたのになんでやめたの?早く入ってみんなで買い物に行くよ!ねぇ聞いてるの…』って言われたけど、悔しさやいろんな気持ちが込み上げて返事できなかった。すると『いいのね?行くわよ!後で泣いて怒っても知らないからね!』って母さんは行った。                     しばらくして部屋を出るとほんとにいなかった。  俺はシャワーを浴びて部屋に戻ると貴之に電話した。            『貴之…辛いよ。どうしたらいいんだよ!俺頑張って自分のことは自分でしてるのに…怒るしさ。言ってなかったけど、琉慈も俺と同じなんだよ。でさ!琉慈はおむつあててもらって喜ぶし…俺…俺…』って言うと『琉生?琉慈もなのか… う〜ん。辛いか?おむつしたい?あててもらいたい?』って聞かれた。『俺は強くなると決めたんだ!!お前みたいに…それに母さん喜ぶと思ったのに…』って言うと『ごめん。俺の言い方も悪かったな。琉生辛いと思うけど、これを乗り越えられたら少し強くなれるよ。わかるだろ?乗り越えられるようにアドバイスしてやるから泣くなよ!いいか琉生?まずさ、自分は兄貴!って思うんだよ!強くな!琉慈はまだ、赤ちゃんなんだ!って。そう思えばおむつも不思議じゃないだろ?』って言われたが『でも琉慈のやついいだろう〜とか言うんだぜ!俺我慢してるのに…』って言うと『あはは!かわいいなぁ〜琉慈のやつ。言ってやろうかな!』って言うから『やめてやって!頼むから…俺、お前だから信用して話したんだ』って言うと『冗談だよ!言わないよ。琉生はお兄ちゃんだろ?お兄ちゃんに相手をして欲しいかわいい弟だと思えばいいじゃん!な!?違うか?俺も貴裕にいろんなことにイライラしたりするけど、まだ赤ちゃんみたいなもんだしな…って思ってるぜ!それと、少し勇気って言うか、大変だけど、おばさんに赤ちゃん卒業するから…と宣言するかだな。でも黙って強くなったほうがカッコいいぜ!まぁ今は琉慈は相手にしないか弟と思うことだよ。また何かあったらメールしな!どうしても辛いなら家に来いよ!じゃぁな!』って電話を切った。                俺は確かに兄貴だし、お兄ちゃんだけど…貴之と貴裕君ほど離れてないし…  でも貴之がこれを乗り越えれば強くなれるよ!俺は、この言葉を信じた。

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