おむつの小説2

おねしょにも自分にも強くなろう!第26話『琉生の強さと優しさ』
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喧嘩して、悔しさをどうすればいいかわからず学校に向かう琉生。                  道路を1人テクテクと歩いていたら『琉君!おはよう!!』って遥。笑顔でいっぱいな遥。『どうしたの?元気ないね。あれ?今日は琉慈君一緒じゃないの?』って聞かれた。俺はいつもみたいに『そんなことねぇぜ!!元気だぜ!!琉慈か?今日はちょっと用事があってさ!それより遥、後で話しないか?』ってニカっと笑って言うと『え!?二人きりで?』って少し赤くなりながら嬉しそうに声を弾ませる遥に『何言ってんだよ!みんなでだよ!!それとも俺と二人で話したいのかよ〜!?』ってわざとニヤニヤしてやった。もちろん遥がそんな勇気がないのは、百も承知のうえだ。『音楽の着メロや着うたまた交換しような!』って言うと『ち、ちがう!聞いただけだよ!うん!しようね!じゃぁね!』って少し恥ずかしそうに、でも元気に言う遥にいつものように笑って『おぅ!また教室でな!』って笑って言った。
            でも俺はほんとはそんな気分じゃなかった。どうしたらいいのかわらないし、貴之になんて言って相談したら…と考えていた。   でも貴之との約束はなんとしても守ってやりたかったし、貴之の気持ちがうまく伝わる空気を作ってやりたかった。それが、俺のできる恩返しだと考えていたから…                      しばらく歩いてると貴之が『おす!琉生!おはよう!!』って背中を押してきた。俺は『おぉ!!おはよう!!昨日はありがとな!!』って言うと『おぅ!仲間増えて嬉しいだ!俺。内心』って笑う貴之。『お、おい!貴之…』って周りを気にする俺に『ははは!琉生、何ビビってんだよ!!今日は1人じゃん?』って言う貴之に『実は喧嘩してさ…』って言うと『珍しいな!お前らいつも仲いいのに…何かあったのか?』って聞く貴之に『なんてことないよ!しょうもないことさ朝飯の取り合いしてさ!』って言うと『そっかぁ俺は少し心配してたんだよ。琉生が今日元気あるかなってさ。』って笑う貴之に『いつも通りだぜ!それより、さっき遥に言っておいたから、お前も来いよ!』って言うと『何が?』って聞く貴之に『デートだよ!!デートしたいだろ!?遥と』って笑って首に腕をかけると『声がでかいよ!琉生。』って赤くなりながら嬉しそうに言う貴之。こいつほんと外に出ると弱いよな…って思いながらニカっと笑い『デートチャンス作ってやるよ!俺からは話しないからな!お前が提案しろ!な!?あとは俺に任せな!』って言うと『で、できないよ!俺…琉生頼む!!』って手を合わせる貴之。 俺は『お前が話すから意味あんだよ!!お前相変わらずわかってねぇなぁ〜。いいか?俺が提案したら、よけいに遥は俺が気があるって思うぞ!!それじゃ困るだろ!?なんでもいいから遊びに行こう!!って言うんだ!そしたらあとは後はおれに任せな!お前をしっかりメインにしてやるから…ただ、緊張したりするなよ!!ばれるからな!!』って言うと『ほんと!マジで!?俺が頑張るぜ〜』って目を輝かせる貴之。              でも…俺は…ほんとは貴之に今日の喧嘩をなぜ正直に言えなかったのか…と少し後悔していた。
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