おむつの小説2

おねしょにも自分にも強くなろう!『琉生いない…』
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その頃琉慈は、帰りにも来ない琉生に謝ろうと思うが足が進まない。                 琉生来ないな。行かなきゃでも…なんて言えば…  って考えるだけで、時間が過ぎていき、やっと行こうと思い行くとそこには琉生の姿はなかった。                家に帰り『琉生!!琉生!』って部屋に向かう。  俺は琉生が俺を嫌ってると思うと不安でたまらなかった。いつも琉生がそばにいてくれたのに…喧嘩しても自然と仲直りできてたのに…。ドアを開けて『琉生!ごめん!』って言うとそこには、琉生の姿はなかった。『ママ?琉生は?』って聞くと『知らないわよ!!謝ってないの!どうする気?』って聞かれた。黙ってたら『琉慈わかってないの?』って言われた。『わかってるけど…』って俺が言うと『琉慈、琉生はいつも助けてくれてたでしょ。なんであんなこと言ったの』って言われたから『だって琉生だって赤ちゃんになりたいとか言ってたから…つい…』って言うと『母さん助けないからね。自分で謝りなさいよ!』って言われた。                      部屋に戻って琉生の携帯を鳴らす。しかし出るのは『ただいま電話に出れません…』って留守番電話。  何回かけても同じだった。どうしよう〜…琉生今日一緒に寝てくれない…涙を溜めて携帯を握り琉慈だった。                       その頃琉生は貴之に何も言えずにいた。      『どうしたんだよ!黙ってちゃわからないぜ!何があったんだよ』って聞くが下を向き黙る琉生。    お互い黙ったまま時間が過ぎる。                     俺は琉生が話したいと思うまで待つつもりだった。 話させるより、話すのも勇気がいるから。もし琉生が話したくないならそれでもいいし、ただ琉生のわだかまりだけは取って帰ってくれたら…そんなことを思っていた。                    そんなことを思ってたら…琉生が涙を貯め『悔しい…悔しいよ…でも…』って言ってきた。琉生は朝のいきさつを話し『俺、強くなろうとしてるし、負けたくねぇから…でも琉慈間違ってなくて…』って泣く琉生であった。
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