おむつの小説2

おねしょにも自分にも強くなろう!第30話『お兄ちゃんとチビリ』
1/1ページ目

俺は琉慈の頭をなでてやり部屋を出た。                  下に降りると『琉生おいで〜』と言うから行くと、いきなりいい子いい子してくれた。頭をなでながら『強くなったね!すごいほんとにお兄ちゃんみたいだったよ!どうしたの?すごいじゃない!』と言われた。             俺は顔を赤くしながら『別に…な、何もないよ!!』と言った。でもほんとは違った。嬉しかったし、少し恥ずかしかったけど、抱きつきたかったんだ。ただ…どっか恥ずかしいと言うか、琉慈にあんなこと言ってしまったからか、わからないけど、抱きつけなかった。                       夜、ご飯を食べてると琉慈が『なんで怒ってんだよ!謝ってるだろ!なんだよ!ママとグルになってさ…だってチビルくせに…お前だってしてるくせに!パット…』とぶつぶつ言ってきた。『なにぃ〜お前…』って言おうとしたら『琉生?悪いんだけど、琉慈にご飯たべさせてくれない?』と言ってきた。                   俺はえぇ〜と思い、できなかった。そしたら母さんが『ママがいいのね〜あ〜ん!』と笑いながらスプーンですくいご飯を口に運ぶ。琉慈は『嫌だ!俺は赤ちゃんじゃない!琉生ばっかり…』と言って泣いて部屋に行った。        俺は『待てよ!琉慈!』と追いかけようとしたら母さんが真剣な目で『ほっときなさい!!琉生?今日お風呂入れてあげてね』と言ってきた。                    俺は部屋で悩んでいた。 どうすればいいんだろう…母さんに許してやるように頼んでやろうかな…と考えていた。それにあんなことをいろいろ言ったけど、帰ってからもう4回チビってパンツを替えてる。正直恥ずかしいし、琉慈に偉そうに言えないと思ったから…5回目はついさっき。トイレに行ったけど間にあわなかった。それでパンツを替えていたら『琉生?悪いけど、それが最後のパンツなのよ。だからパット挟んでね。嫌ならしなくてもいいけど、次やったらおむつしてね!今度の休みパンツ買いに行こうか!』と言ってくれた。でも俺は『うん。ごめんなさい…』と言うと『気にしないことよ…』と言って笑ってくれた。
俺はパンツの間にあるベビー用のパットを見て泣いた。どうしたらいいかわからなかった。もちろん嫌じゃないし、仕方ないと思ってるけど、琉慈とたいして変わらない自分。そして琉慈とも仲直りしたかったから…。でも答えは出せなかった。
[指定ページを開く]

章一覧へ

<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ