おむつの小説

お兄ちゃんとサンタ。  その2

僕はサンタが来るかなぁ〜とばかり考えながら、買い物していた お兄ちゃんが帰りに薬局寄るって言った。パパの薬を買うんだって。
『どっか病気なの?』って聞いたら『違うよ!乾燥肌なんよ!』って。
体が、かゆくなるのを止める薬 らしい。
僕がチンチン痒くなるのと同じだ。 

お兄ちゃんと手をつないでたら、店員さんに『僕?おしっこ出てるよ!』って言われた。
しまったぁ〜と思ったけど遅かった。
お兄ちゃんが『太陽?トイレ行けなかった?あとで、トイレ行こうな!』って。
お兄ちゃんに言われて泣いてる僕をお兄ちゃんは『太陽?泣かない!泣かない!さぁ!トイレ行こうな!』って。
泣きながら、手をつないで障害者用のトイレに行ったお兄ちゃんは『寒かったもんなぁ』って優しく僕のパンツとズボンを脱がしてくれた。
『ゴメンなさい』って謝ったら、『うん。太陽?家に着くまで、これ穿いておこう!』って。
見たら紙おむつ。
赤ちゃんするやつ。
さっきの薬局で買ったみたい。僕、お兄ちゃんにばれたのが、恥ずかしくて、ずっと下向いて歩いてたんだ。
ほんとは嫌だったけど、お兄ちゃんが優しいから、嫌!とは言えなかった。
お兄ちゃんは『ほら!元気出して太陽!』ってクリスマスの歌歌ってる。
サンタに会ったら、お礼とおむつをしたことを誰にもばれないことをお願いするつもり。
早くこないかなぁ〜サンタ。

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