おむつの小説

お兄ちゃんとサンタ   その4

階段をあがってきたのはお兄ちゃんだった。
僕は、怒られると思ってビクビクしてた。
最初に声を出したのはお兄ちゃんだった。
『太陽!どこ行ってたんだ帰ってたのか…心配して探してたのに…』
『ごめんなさい!』
謝るしかできなかった。
『太陽?どうしたんだ?ちらかしてダメじゃないか!』って。
僕は、布団から出られないでいた。
布団をかぶって。お兄ちゃんの顔も見れないそんな僕にお兄ちゃんは『顔見せろよ!どうしたんだ!風邪ひいたのか?』って。
黙るしかできない僕。
お兄ちゃんが布団をめくってこようとしたから、必死に引っ張ったけど、力で勝てるわけない。
布団をめくられ、おねしょがばれた。 
怒られる!って思ったら時お兄ちゃんは『おねしょしたのかぁ〜だから出てこなかったんだ!』って、笑ってる。
怒られると思ったのに…

それからお兄ちゃんは優しく『太陽?サンタさんいるよ?信じられないなら、信じなくていいよ!でもお兄ちゃんは信じてる。太陽が寝て、お兄ちゃんも寝たらサンタさん来るんだよ!』って。      
僕、お兄ちゃんにいっぱい泣いて、いっぱい謝った。
ゲームを投げたことや本を投げたこと、おねしょしたこと。   
そしてサンタはいない!って言ったこと。     
ほんとは、信じてたのに…
そしたら、お兄ちゃんは『うん。太陽が信じてる限りサンタさんいるし、来るよ〜』って頭なでてくれた。

お兄ちゃんが最後に『サンタにおねしょ見られたら、恥ずかしいだろ?おむつして今日は一緒に寝ようか?』って言った。     お兄ちゃんがおむつ穿かせてくれた。
少し恥ずかしかったけど、持ちよかった。     
お兄ちゃんの手のぬくもりと布団に一緒に寝て、お兄ちゃんの体か暖かかった。 
そして…
起きたら、プレゼントは ちゃんとあった。
僕の欲しかったゲームが…
その時わかった。
やっぱりサンタはいる!って。 お兄ちゃんは嘘つかないって…

おわり

[先頭ページを開く]
[指定ページを開く]


<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ