【プジョー&アウトビアンキ】 上⇒PEUGEOT 405 下⇒AUTOBIANCHI A112 ABARTH アウトビアンキ・アバルト、大好きなイタ車です。 当時、本気で購入を考えた車でした。 当時の(現在でもかな?)イタリア車は、ガラスのエンジンと言われる程繊細で壊れやすく、メンテナンスにかかる費用を考えて、購入を見送りましたが。そのじゃじゃ馬ぷりの走りには、今も憧れますね。 【こぼれ話】 この憧れの車、アウトビアンキの購入を、真剣に考えていた頃のことでした。 しかしながら前述した通り、コストがかかる車ということで、購入を諦めかけた頃のお話になります…。 実は、当時お付き合いしていた彼女もアウトビアンキが大好きで、本物を手に入れるのは無理でも刮スとか夢を実現させたくて、このアウトビアンキ・アバルトを彼女のために作りました。 それはプラモデルなどではなく、マッチ棒を張り合わせて作ったものでした。 マッチの火薬の部分をカッターナイフで削り、木工ボンドで丁寧にマッチ棒一本一本を張り合わせて、シャーシから組み上げました。 タイヤもホイールもマッチ棒でした。 完成までに、2ヶ月以上を要したと記憶しています。 自分ながらに、出来映えは素晴らしくヒ知り合い達からは、「彼女にプレゼントするのはもったいなすぎる」と言われました。 でも、彼女も大好きな車だったので、感動して喜んでくれる姿を思い浮かべながら、プレゼントの日を心待ちにしました。 そして運命の日… アウトビアンキの入った紙袋を、さりげなく彼女に手渡しました。 「何ィこれィ」と言いながら中を確認する彼女。 「わぁ〜、凄いアウトビアンキだゥ」 少し誇らしげにしていると…。 「ありがとう」 ってネおい、それだけかィ何で作ったのィとか、何日かかったのィとか、大変だったでしょィとか…もっと何かないのかィと思ってるうちに、アウトビアンキはもとの紙袋の中に…。 「今日はどこまでドライブするィ」と言う彼女の言葉を最後に、アウトビアンキの話題もなくなりました。そうです、これが手作りアウトビアンキを見た最後の日となりました。 その後、何度となくアウトビアンキの消息を訪ねましたが…。 「うん窒ィ部屋に飾ってあるよ」と言うだけでした。 仲間達からは、「車のことを、理解できない女なんかに渡すからだゥ」とさんざん罵られ、取り返してこいとまで言われました。 それから数年、その彼女とも別れ…あの自作のアウトビアンキがどうなったのかは不明です。 しかし、あれはよく出来てたよな〜。今でも脳裏に焼き付いています。 あのアウトビアンキ・アバルト…。今でもあるのかなィ もう20年も前のお話ですが。青春時代の記憶が蘇る車ですね。そうした意味でもこのアバルトは、自分の中では名車中の名車ではないかなと思います。 [感想を書く] [最新順][古い順] 感想はありません <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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