【ロータス&AGS&リジェ】 上⇒ ロータス98T/ルノーEF15 ドライバー: アイルトン・セナ ジョンプレーヤーズの黒いロータス、それにしても…黒く塗り過ぎです。 中⇒ エル・ロシャ・フォード AGS JH22/DFZ ドライバー: ロベルト・モレノ 初期の作品、かなり粗いですね。 下⇒ リジェ・ロト・メガトロンLIGIER JS29C/MEGATRON BMW ドライバー: Piercarlo Ghinzani やっぱり色を塗り過ぎですね。 リジェはフランスのチーム、フランス人であるアラン・プロストはF1引退後にリジェを買収し、プロストレーシングを設立。オールフランスチームで、F1に参戦しました。 [F1とタバコ会社との関係] マクラーレンはマルボロ、ロータスはJPSあるいはキャメル、リジェはジタン、ウィリアムズはバークレイ、ベネトンはマイルドセブン等ニF1のスポンサーに、なくてはならないのがタバコ会社でした。 アンドレア・デ・チェザリスは、(壊し屋チェザリスの異名があります。)マルボロの親類筋にあたるため、その威光でマクラーレンのシートを得ました。 また、タバコは害との世論の批判を受けて、JPSは一時F1のスポンサーから撤退しました。しかしその翌年、JPSタバコの売り上げが激減(特に当時のF1開催地であった、南アフリカで顕著でした。)、会社存続の窮地にまでたたされました。そのため、再度F1のスポンサーに復帰し、JPSタバコの売り上げは回復したと言います。 これが、F1が走る広告塔と呼ばれる由縁です。 因みに、当時セナ&プロストのドライブによって、マクラーレンがコンストラクター(製造者部門)でチャンピオンをとりましたが。 このことを日本のメディアは、ホンダがF1を制したかのように報道しましたが、(ホンダもそのように宣伝していますが。)それはまったくの間違いで、ホンダは先のタバコ会社と同様で、マクラーレンチームの単なるスポンサーに過ぎないのです。 簡単に説明すれば、タバコ会社は金銭でチームをサポートし、ホンダは金銭という形ではなく、エンジンと人的スポンサーという形でマクラーレンチームをサポートしスポンサードしていたに過ぎないということになるわけです。 F1には、ドライバーズ・チャンピオンとコンストラクターズ・チャンピオンの2つの冠しか存在しないのですから。ホンダは何の冠も得られていないわけです。 因みに、アメリカのインディには、ドライバーとコンストラクターの他にマニュファクチャー部門(エンジン製造者部門)というものが存在し、例えばホンダが、インディのチームにエンジンを供給し優勝した場合には、ホンダにはマニファクチャー部門チャンピオンという冠が与えられるわけです。 ですから、当時のベネトンもフォードのワークスエンジンを使用していましたが、“フォードエンジンを搭載したベネトン車が優勝した”との表現はあっても、フォードが優勝したという表現は使われてはいません。 したがって、マクラーレンとホンダのかかわりが、他のチームのそれとは一線を画すものであったとしても、あくまでもGPを制したのはマクラーレンであって、ホンダがF1を制したのではないわけです。 表現的に言うならば、マクラーレンチームがF1を制したというのが正しい言い方といえるわけです。 [感想を書く] [最新順][古い順] 感想はありません <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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