【ティレル&フェラーリ】 上⇒データジェネラル・チームタイレル・フォード TYRRELL DG016/DFZ ドライバー: ジョナサン・パーマー 下⇒ スクーデリア・フェラーリ FERRARI F187 ドライバー: ゲルハルト・ベルガー 両車とも87年型、絵は粗いものの疾走中なのが、功を奏してる作品になってます。 この87年型のティレルのマシンは、オールコンピューター制御の先駆的なマシンでした。 ティレルは、6輪マシンを登場させたり、中嶋悟が在籍していた時代には、現在のフォミュラーカーでは当たり前となったフロントウィングである、コルセアウィングのマシンを登場させたりしました。 因みに、F1はタイヤが剥き出しのため、タイヤが空気抵抗の最大の弊害になります。そこでティレルは、タイヤを小さくして空気抵抗を抑えることを考えつきます。しかし、タイヤが小さくなれば、タイヤの接地面積も小さくなり、思うようなグリップ力が得られなくなりました。そこでフロントタイヤを4本にしてグリップ力を確保することに成功しました。 実際にティレルは、この6輪マシンで何度も優勝をしています。だが、これは当初の目標であった、空気抵抗が小さくなったための優勝ではありませんでした。リアタイヤは巨大なままだったために、空気抵抗を減らすという恩恵は受けられませんでした。 ではなぜ?実は、フロントタイヤが4輪になったためにブレーキシューやパッドも4つに増え、他のマシンよりも、ブレーキ性能が格段に向上することになりました。これによって、コーナー侵入時に、他のマシンよりもブレーキングのタイミングを遅らせることが出来るようになったわけです。 こうしてティレルは、当初の思惑とは違う形にはなりましたが、優勝を争うことの出来るマシンの開発に成功したわけです。 現在のF1では、6輪車は禁止されています。 [感想を書く] [最新順][古い順] 感想はありません <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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