2/3ページ目 「不遇な子達です。できるだけ、飼い主さんが側にいてあげてください。」 これが、サーシャを引き取った時に、ボランティアさんからかけられた最後の言葉でした。 我が家は自営業なので、サーシャがひとりきりになることはほとんどありませんでした。営業日も休日も、家族と一緒でした。 というより、サーシャをすすんでいろいろな場所に連れて出掛けました。ペット同伴可の施設はもちろん、それが明記されていない施設でも、同伴可能か否か訊ねてまわりました。 サーシャのおかげで、たくさんの方達との出逢いが生まれました。 珍しい犬種なので、サーシャのまわりにはいつも人が集まります。我々夫婦もそれを誇らしく感じていました。 このことで、ひとつのことに気付かされることになりました。 サーシャが我が家にやってきた頃の外出では…。 出逢う方達から、 『精悍な犬ですね。』 『格好良いワンちゃん。』とよく言われました。 しかし、ボランティアさんから、 「家庭犬らしい顔になりましたね。」 と言われてからは、外出先で出逢う人達も、 『可愛い犬ですね。』 と…。 目頭が熱くなった瞬間でした。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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