🌙サーシャsasha物語🇬🇧

ストーリー7 無情のカウントダウン…
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6.14. 急変…

2006年6月14日

その夜でした…。
サーシャの容態が急変したのは…。
先日と同じのチアノーゼ、そして…荒い息遣い。

“獣医さんへ!”とも考えましたが、完治しないままの延命措置は…サーシャにとって本当に幸せなのだろうかと…サーシャはそれを望んではいないのではないのかと…。
苦しむ彼女を見守る事は、我々夫婦にとって、非常に辛いものになりました。でも…、延命措置をしたら…、
苦しみが取り除いてあげられますか?痛みは和らぎますか?
いいえ…瞬間的には楽になっても、苦しみも痛みも続くだけなんです。家族全員暗黙のうちに、覚悟を決めました。いわば、とても辛い決断でした…。

でも、少しは彼女が楽にならないかと…お薬を与えます。新しく獣医さんから調合していただいた…3番目のお薬…人間の心臓病で使用するニトログリセリンと、同等の効果のある犬用のものです。もう、最後の手段に使用するお薬です…。
しかし、それもサーシャには効きませんでした…。
我々が出来る事は何もなくなってしまいました…。
サーシャの辛い息遣いの中…最初の徹夜の看病!?いいえ、ただ近くにいてあげるだけのこと…、がスタートしました。
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