2/3ページ目 欧米の映画で軍隊や警察のストーリーとなると欠かせないのがドーベルマンで、犬の世界的知名度からいえば間違いなく上位にランクされることでしょう。 しかし歴史は意外に浅く、19世紀ごろの誕生です。ドイツのルイス・ドーベルマンという人が個人で生み出しました。基礎犬となったのは、ロットワイラーやジャーマン・ピンシャー、マンチェスター・テリアなどらしいのですが、明らかになってはいません。犬種名は、もちろん誕生させた人の名からきています。 当初は番犬、伴侶犬として使われていましたが、その卓抜した身体的能力と果敢な性格、訓練への順応性などに目をつけたのがドイツ軍です。さらなる訓練をして第1次世界大戦で軍用犬として用いました。警備・監視、偵察の面で大活躍をしたこの犬は、一躍世界に知れ渡ることになったのです。 体の特徴は、贅肉がまったくみられない筋肉質のボディ、首、四肢がまず第一です。長く、くさび形をした頭部とともにつくる体全体のシルエットは姿勢がよいこともあってたいへん優美です。耳は断耳をして立てることが多く、自然のままにすると脇方へ垂れます。尾も通常は断尾します。 性格は攻撃性が強調されますが、本来はエネルギッシュで勇敢な犬として評価されてよく、攻撃を抑制する訓練をしたり、しつけ、愛情のかけ方、運動量などを適切にするなら優れた家庭犬になるのです。いいかえれば、幼犬からの訓練ができていなかったり、飼い主が身勝手なしつけ、愛情を押しつけたり、日々の世話ができそうもないというなら飼うべきではありません。周囲だけでなく犬にも迷惑です。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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