1/3ページ目 ドイツにおける2002年のドーベルマンの子犬登録頭数は700頭程度。そのブリーダー数は、ドイツ原産の犬種にもかかわらず30。ゴールデン・レトリーバーの200に比べればわずかな数です。 その理由について、 「かつてドーベルマンは飼いにくい犬種だったんです」とドイツの訓練士は教えてくれました。 もともとドーベルマンは、警戒心が強く獰猛な番犬としてドーベルマン氏に作出された犬種です。牧場で家や家畜を守る役目を任され、侵入者を襲う。そのため長い間、恐れられてきた犬でした。 「でも実際は、使役犬として警察犬などに使われるドーベルマンは少ないんです。というのも、繊細で臆病な犬が多いから。SITZ(ドイツ語で座れの意味)の指示に驚いて、腰が引けてしまうくらいなんです。」 ただ、訓練をしないと攻撃性が抑制されず、危険になる恐れがある犬もいるそう。 「ドーベルマンを飼育するにはライセンスが必要、訓練学校は当然ながら義務づけられていました。日常の散歩、公共の場ではリード(引き綱)とマズルカバー(口輪)は必須。ピットブルのようにね。」 ドーベルマンの飼育頭数が少ないのは、こういった理由があったからでした。 ドイツでは小型犬だけでなく、シェパードなどの大型犬でも、何も着用せずに人間と一緒にどこへでも行ける(ただし、ドイツの新幹線ICEでは、どの大型犬もマズルカバーを着用しなければなりません。)ことを考えれば、規制の多いドーベルマンの飼育頭数が少ないこともうなずけます。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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