🚐MAMBOW EVE  ⛺キャンピングカーライフ

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キャンピングカーは、基本的に狭いものです。
椅子やテーブル、キッチンとベッドが備わった車種があるといっても、基本的に、みなすべて見渡せる範囲にちんまりと収まっています。
家庭のようにリビング、子供部屋、お父さんの書斎などというふうに個室ごとに仕切られた空間は、限られたキャンピングカーの中で望むべくもありません。

だからいいのです!
つまり、広すぎて家族が拡散する方向に進んでいる「家」とは逆に、キャンピングカーは狭いがゆえに、家族の求心力を高めることができます。
家族の求心力が高まった空間を、仮に「団らん」という言葉で表現してみると、キャンピングカーには「団らん」があります。

いま日本の家庭から「団らん」が失われたという声はあちらこちらから聞こえてきます。
その理由はいくつか考えられますが、まず1980年代以降、各家庭に子供用の個室が定着し、食事以外の時間帯には子供たちが親の前から姿を消すようになりました。
また、テレビが各個室に1個という率で普及し、「親子で同じ番組を楽しむ」という日常的な光景も家庭から消えていきました。

さらに、子供同士の連絡に欠かせなかった家庭用の固定電話が携帯電話の普及によって役目を終え、固定電話を使って子供たちが連絡を取り合う姿を、親がチェックする機会もなくなりました。

では、食事の時間だけは、親子の絆が保たれているのか。
…というと、これも父親の残業、母親のパート、子供の塾通いなどで、各家庭から家族が一緒に食事する時間が消えていきました。
つまり、1970年代ぐらいまではかろうじて保たれていた家族の団らんが、今ではほとんど壊滅状態になっています。

キャンピングカーの狭い(?)ダイネットは、実は、この日本人から失われた「団らん」を回復する場として、家庭のダイネットに取って代わろとしています。
なにしろ、親子はクルマの中では、否が応でも向き合う時間が確保されます。
そうなれば、互いに会話を交わすようになるし、会話があれば情報交換が生まれ、お互いにいま何を求めあっているかを知り合うようになるでしょう。
『キャンピングカー白書2007』によると、購入した人の33.6%が、「夫婦・子供と団らんの時間が増えた」ことを認めています。
さらに、40.7%の人が、「家族で共通の話題を持てるようになった」と感じています。
その二つを合わせて、74.3%の人が、「キャンピングカーによって家族の絆が深まった」ことを実感しています。
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