2/5ページ目 すでにご存知のように、揮発油税は本来24.3円/gだが、現在の税率は48.6円/gの暫定税率が適用されている。しかし、問題はこれだけではないのだ。たとえば現在のガソリン価格がリッターあたり155円だったとしよう。この155円から、揮発油税の48.6円を差し引いた金額である106.4円というのが、ガソリンの単価ということになる。では消費税は?普通に考えれば、揮発油税を差し引いたガソリンの単価にのみに消費税が課せられていると誰もが思うはずである。しかし現実には、揮発油税を加えたガソリン価格すべてに消費税が課せられているのだ。税金に税金をかける二重課税!それどころか、暫定税率にまで消費税を課しているわけだから、とても納得のできる話ではない。 そして、さらにもうひとつ、軽油はどうかといえば、こちらは軽油引取税を差し引いた、軽油そのものの価格だけに消費税を課しているのだ。ではなぜ? それは、軽油を燃料としているディーゼル車は、圧倒的にトラック等の物流関連の車が多いということにある。軽油の単価に軽油引取税をプラスした価格に消費税を課せば、トラック業界からの反発は必至となるわけです。要するに税金は、文句の出ないところから(徴収しやすいところから)知らないうちに、徴収してしまえばよいという考えのようなのだ。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |