1/4ページ目 秋に葉が黄色、赤色に変わる現象が紅葉。気温の低下により、枝と葉の間で養分の流れが妨げられると、アミノ酸の働きにより葉緑素が分解される。葉の中の糖分が、アントシアニンという赤色の色素に変わり、葉が赤くなる。また、アントシアニンが作られない葉の場合は、もともと葉に含まれる黄色のカロチノイドという色素が現れて、葉は黄色となる。日本は世界にも類を見ない樹相の豊かな国。高山には真っ赤なナナカマドや黄色いダケカンバ、山地の樹林帯にはブナやミズナラが黄金色の葉を見せてくれる。カエデ科の木々は種類も多く、葉の色も赤や黄色、オレンジとバラエティに富んでいる。 紅葉の美しさは年によって大きく異なる。美しい紅葉の条件としては、夏に好天が続くこと、秋になって一気に冷え込むことが挙げられる。また、気候によって見頃も2週間から1ヶ月異なることも多い。紅葉目当ての旅行やハイキングを計画するときは、事前に市町村役場などに確認をしておくとよいだろう。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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