1/4ページ目 富士山といえば夜間登山のイメージが強いが、御来光にこだわらなければ、明るいうちに行動するのが登山の基本だ。 御来光を拝むことを前提にして富士登山をシミュレーションしてみよう。 7月某日。前夜に吉田口五合目で仮眠、早朝から歩き始める。天候は晴れ。登山口からは平坦な道が続く。下に見える樹海はまだ暗い緑に沈んでいる。 六合目から見上げると、青空の下に赤茶けた火山岩と黒っぽい砂礫ののっぺりとした山腹の斜面が広がる。 道は傾斜を増す。山腹に設置された巨大な鉄の箱のような落石防止柵の間のジグザグ、七合目からは岩場に変わって小屋と小屋をつなぐように登山道が伸びる。八合目からは砂礫の道になり、上部に九合目の鳥居が見えるが、間近に見えてちっとも着かないのがこの鳥居だ。山頂付近を白い雲がかなりの速さで流れていく。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |