2/3ページ目 ツキノワグマによる被害者数 2006年の全国でのクマによる人身被害者数を示した図によると。2004年は富山県、福井県など北陸地方に多い傾向があったが、2006年は長野県、岩手県、秋田県、福島県、新潟県の被害が多かった。 北陸4県におけるツキノワグマ捕獲頭数 2002年 全国 1632頭 新潟 94頭 富山 48頭 石川 44頭 福井 74頭 2003年 全国 1751頭 新潟 103頭 富山 59頭 石川 54頭 福井 53頭 2004年 全国 2546頭 新潟 184頭 富山 121頭 石川 182頭 福井 243頭 2005年 全国 1175頭 新潟 96頭 富山 24頭 石川 5頭 福井 9頭 2006年 全国 5185頭 新潟 504頭 富山 169頭 石川 89頭 福井 247頭 上記は過去5年間の北陸4県での捕獲頭数を示したものである。2004年と2006年が際立って多いことがわかる。特に2006年は全国で5185頭と過去最高の捕獲頭数となり、長野県が704頭で最も多く、次いで山形県689頭、新潟県504頭であり、人身被害だけでなく農林作物への被害も多発した。大量出没が起こった原因としては、クマの餌となるブナやミズナラなど、山の木の実が不作だったことが一番であると考えられる。しかしながら、近年の人の生活様式の変化に伴う環境の変化、すなわち、里山の放置や人家周辺のクマの餌となるカキの実の放置などにより、クマが人里へ出現しやすくなっていることも大きな要因である。単に捕殺するのではなく、クマを人里へ寄せ付けない対策を考えていくべき時に来ていると思われる。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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