1/4ページ目 山と岳と峰の違いは? 山と岳 『広辞苑』(岩波書店)によると、山は「平地よりも高く隆起した地塊。谷と谷との間にはさまれた凸起部。山岳」とあり、岳は「たか(高)と同源。高くて大きい山。高山」とある。 それを素直に解釈すると「山」よりも「岳」が高いように受けとれる。ところが、そう単純なものではない。「山」のつく最高峰は富士山だが、ほかの「岳」のつく山は富士山よりも全部低い。 『世界山岳百科事典』(山と渓谷社)には、日本の山の3000m峰が27座記載されているが、「山」のつくものは富士山と立山のみで、ほかの25座は「岳」である。また2800m以上の山も「岳」が圧倒的に多い。しかし、そのことからして、「岳」が「山」よりも高いということではない。極端な例は沖縄である。沖縄の山には「岳」のつく山名が顕著で、標高がたったの100〜200m級の山にも「岳」がついている。沖縄において山は「御岳(うーたき)=拝み山・聖地」を意味する場合が多いので、ローカル的な解釈が必要になってくるのである。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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