2/3ページ目 目撃史 北米での目撃報告の分布図 1924年、ワシントン州のエイプ・キャニオンで石炭坑夫がサスカッチに遭遇し、背中に銃弾を撃ち込んで射殺した。その夜、坑夫の小屋にサスカッチの一団が襲いかかり、小屋の傍にあった丸太を掴んでドアや屋根を壊そうとした。坑夫たちは小屋の中から銃で応戦したが、サスカッチは逃げ出さず、襲撃は明け方まで続いた。坑夫たちは恐怖のあまり、その日のうちに逃げ出したという。 1940年、身長2.4メートルもある雄のサスカッチがネバダ州の牧場を襲撃し、牧場にいた農夫の妻は子供とともに逃げた。翌朝、戻ってみると家の周りに大きな足跡が残されており、魚の入った塩漬けの樽がひっくり返され、中身が散らかっていたという。 1958年、カリフォルニア州でトラック運転手が泥の中にある大きな足跡を見つけ、石膏で型をとり、その様子を写真に撮った。この写真が新聞で掲載されると、アメリカ各地でサスカッチに関する目撃情報が爆発的に増え、1960年代に入ると一年で60〜100件もの情報が寄せられた。 パターソン・ギムリン・フィルム 1967年10月20日、元カウボーイのロジャー・パターソンと友人のロバート・ギムリンの二人がカリフォルニア州・ブラフ・クリークでサスカッチの探索中に山中で雌のサスカッチに遭遇し、「歩きながら、カメラに向かって振り向くビッグフット(パティと名付けられた)」の姿をカラーの8mmフィルムで撮影した。これが俗に言う「パターソン・ギムリン・フィルム」である。 しかし、この映像については多くの疑念が持たれている。後に、長身の男性が着ぐるみ衣装でビックフットを演じたと認めていたことが判明している。遺族が「生前に捏造と聞かされていた」と公表した一方で、撮影者はそれを否定しており、映像の真偽については論争が続いている。 ビッグフット研究の第一人者と目されるジェフリー・メルドラムは捏造説を取ってはいない。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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