3/5ページ目 縄文時代の石器にツチノコに酷似する蛇型の石器がある(岐阜県飛騨縄文遺跡出土)。また、長野県で出土した縄文土器の壺の縁にも、ツチノコらしき姿が描かれている。 奈良時代の『古事記』、『日本書紀』にはカヤノヒメ神の別名であり野の神、主と書かれてある。 江戸時代に出版された百科事典『和漢三才図会』に、「野槌蛇」の名称でツチノコの解説がある。 1972年、作家の田辺聖子が、ツチノコ捕獲に情熱を燃やす作家山本素石をモデルとした小説『すべってころんで』を発表。ツチノコの名が全国的に知れ渡ることとなった。 1973年、ツチノコに遭遇した経験を持つという漫画家の矢口高雄が、ツチノコをテーマとした漫画『幻の怪蛇バチヘビ』を発表。ツチノコブームのきっかけを作った。 1974年、漫画『ドラえもん』においてツチノコを描いたエピソード「ツチノコさがそう」が雑誌「小学五年生」に掲載され、翌1975年には「ツチノコ見つけた!」が「小学六年生」に掲載された。後に『ドラえもん』が台湾へ輸出されたことで、台湾の多くの学生たちにはツチノコの姿として、これらの作中で漫画風にアレンジされたツチノコのイメージが定着している。 フジテレビ系バラエティ番組、奇跡体験アンビリバボーでは、太平洋戦争当時の日本軍が捕獲し、軍の研究所で飼育、観察されていたとされるツチノコの話題を取り上げた。不鮮明ながら、モノクロ写真とされる物も残されている。死後解剖された際の結論は、毒の成分から考えてニホンマムシの亜種だったと記されている。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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