2/3ページ目 大きな犬達ばかりで、どうしても小型犬であるリリーが蔑ろになる場面も多々ありました。 リリーにとっては、決して我が家に来て幸せな犬生だったとは言えなかったのかもしれません。 それでもリリーは、そうした環境の中で立派に生きていました。 我が家の子達の中にあっても、小さいながらも存在感は一番だったリリー。 皆との別離も、犬同志暗黙のうちに済ませていたのでしょうね。 年若いステラは、ただただはしゃぐばかり、ベルはリリーの死がわからぬ様子でした。 しかしビショップは、リリーの臭いを嗅ぎ終わると、ジッと飼い主である自分の顔を見つめました。 リリーが逝ってしまった事を、飼い主に告げているような眼差しで見つめていました。 そしてリーダー犬のジジは、敢えてリリーの屍からの距離をとるように、最後まで近づこうとはしませんでした。 ジジは、リリーの死を認めたくはなかったのかもしれません。 逆に言えばそれは、仲間の死を真摯に受け止めながらも強い気持ちでいなければ!というリーダーとしての責任の表れなのかもと感じました。 リリーの死を悲しんでいてはいけないのだ!とジジは教えてくれているようでした。 今日からは、大中小の五頭飼いではなく、大中の四頭飼いになった我が家…。 リリーの分まで、きっと皆強く生きていってくれると思います。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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