1/14ページ目 グレート・ピレニーズ 別名:ピレニアン・マウンテン・ドッグ 頼りがいのある白く長い毛の超大型犬 フランスとスペインの国境となるピレネー山脈一帯に広がる牧草地で、羊の番犬としてオオカミなどの攻撃に立ち向かってきた犬です。ピレニアン・マウンテン・ドッグと呼ばれることもあります。 祖先は中央アジアのチベタン・マスティフで、紀元前、それもかなり昔に地中海を経てヨーロッパに連れてこられたといわれています。その後、土着の犬の血が混じって現在のような犬種になったわけです。 外観だけから見ても堂々とした犬であり13〜18世紀にかけてはフランス宮廷や貴族の注目をあび、この犬を番犬として飼うことが誇りとさえなっていました。しかし、フランス革命後には上流階級の犬ということからの反動で人気は下火となり、むしろヨーロッパ各地へ悪い気象環境でも働ける犬として重宝がられていきます。 家庭犬として世界中の注目を集めだしたのは20世紀になってからで、日本では1963年に紹介されました。当初はマウンテン・ドッグ(山犬と誤解)という名前やその大きさに驚いたりしていただけでしたが、穏やかな性格、慈愛に満ちたまなざし、頼りがいのありそうな雰囲気などの魅力にひかれる人がしだいに多くなり、現在では圧倒的な人気を得るまでになりました。 体の特徴は、まず体格のすばらしさがあげられます。超大型犬です。体長は体高よりやや長めで、安定感があります。被毛に覆われて筋肉は見えませんが、首から肩にかけてと後ろ足はとくに発達しています。耳はV字形で先端は丸みを帯び、垂れています。尾は太く、長く垂れます。体格に比較して威圧感があまり感じられないのは白く長い被毛が全身を覆っていることに加えて、耳や尾が立っていないからでしょう。 性格は、一般に温厚で従順、控え目で優しさがあります。ただ、なかなかの自信家であり、頭がよいだけに、ときとして強情さが発揮されます。飼い主が力づくで押さえつけられるという犬ではありませんから、このところはしっかりしつけておかなくてはなりません。 攻撃的ではありませんが、必要が迫るならば撃退するだけの力を出します。勇敢で献身的でもあるのです。 飼育では、やはり体の大きさにふさわしい広いスペースを与えてやりたいものです。おとなしいからといって狭い室内に閉じ込めてはストレスを生じさせます。運動や被毛の手入れに十分な時間をかけてやることも欠かせません。 原産地/フランス 体高/オス70〜82p、 メス65〜73p 体重/オス46〜57s、 メス41〜52s 被毛/柔らかく豊富な上毛に密生した下毛 毛色/ホワイト、ホワイト地にグレーなどの斑 食事量/ 子犬:ドライフード860c程度 成犬:ドライフード700c程度 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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