1/6ページ目 ビーグル 別名:イングリッシュ・ビーグル 大きな垂れ耳と響く声が特徴の愛らしい犬 古代ギリシャで野ウサギ狩りに使われていたハウンド(猟犬)の子孫といわれます。その後、フランスやイギリスに連れてこられるとともに小型に改良されていきます。16世紀のイギリスの王室や貴族の間ではビーグルを使ったウサギ狩りが流行しています。 体型として現在のようなビーグルが確立したのは19世紀中ごろイギリスにおいてです。以来、猟犬としても活躍していますが、家庭犬や野外競技犬として世界中で飼われるようになってきています。アメリカの漫画『ピーナッツ』に登場する「スヌーピー」はあまりにも有名なビーグルです。 犬種名はフランス語で“大きな口を開ける。うるさくグチをこぼす”などという意味の言葉からきています。実際、狩りをするときにはよく響く声を張り上げるのです。「シンギング・ビーグル(さえずるビーグル)」という愛称までつけられています。 外観は、やや胴長な体型でたくましい筋肉をもっているのがわかります。頭部は幅広く、大きな目をしており、大きく長い耳は頬にかかってあごの付近まで垂れ下がります。これらが穏やかで愛嬌のある表情をつくっているのです。尾の長さは中ぐらいですが、根元は太くて上方にややカーブして立っています。 光沢のある滑らかで密生している短い被毛をしています。この手入れは抜け毛も少ないのでブラッシングするとしても軽くでよく、手のひらで全身マッサージするだけでもかまいません。なおシャンプーでは皮膚への刺激が少ないシャンプー剤を使います。 ビーグルの性格は明るく陽気です。加えて、つねに集団で狩猟させられていたせいか協調性に富みます。飼い主や家族はもとより、よその犬とも仲良くします。かまってやらないと愛情を求めてくるいじらしさもあり、楽しませてくれる犬なのです。 ただし、小柄だからといってあなどってはいけません。しつけをせずに甘やかしていると、いたずらのやりたい放題です。かえって行動力があり、勇敢で体力があることが裏目に出て手に負えなくなります。 とくにむだぼえをはじめるなら、先に述べたとおりのよく響く声で飼い主を悩ませます。欲求不満でほうまくる場合もあります。猟犬にするのではないかぎり、入手するときには家庭犬向きのむだぼえの少ないタイプを選び、かつ十分にしつけをします。しつけや訓練にかなり時間がかかる犬ですが、それをクリアさえすればあとは魅力をいっぱい振りまいてくれるのですから、手を抜いてはいけません。 幼犬のときには自分勝手に活発に動き回りますが、成犬になったら日々の運動をさせることも必要になります。もともとが猟犬なのですから歩き回ることが大好きなのです。運動不足はストレスにつながり、むだぼえをする引き金になります。できるだけ朝晩2回、30分程度の散歩をさせてやりたいものです。 原産地/イギリス 体高/オス、メスともに 33〜38p 体重/オス、メスともに 7〜12s 被毛/光沢のある滑らかな短毛 毛色/ホワイトとブラック、タンの斑 食事量/ 子犬:ドライフード260c程度 成犬:ドライフード200c程度 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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