2005-07-21 【形容詞】 閉店間際だった。 今日納品した商品の品出しがはかどらず、焦りから「お客さん声かけないでねモード」で品出しをしていたのだが、なんとかめどがついて片付けに入った。 ストック場にある小部屋に備品を片付けようと向かったのだが、あいにく両手がふさがっていた。 小部屋の扉は押してあけるのだが、品出しで焦っていたテンションがそのままの私はヅカヅカと扉に歩み寄り、行儀は悪いが足で扉を押し開けた。 すると、思いの他勢いよく扉が開け放たれてしまい、そのまま壁に「ガツン!」とぶつかるのではないか、という不安が頭をよぎった。 思わず私の口から出た言葉はこうだった。 「でかい!」 自分でも驚いた。 「俺は何を言ってるんだ?」と、一瞬自分を見失った。 近くにいたNAOKIも「でかい??」と怪訝な声を上げていた。 「やばい!」 「強すぎた!」 「ぶつかる!」 ・・・そんな類の言葉を言いたかったはずだ、そのときの私は。 でもニュアンスはわかっていただけるんじゃないかと思う。 このときの状況は、「ちっちゃい!」よりは「でかい!」の方だろう。 まして「しょっぱい!」ほど場違いではないだろうし、「新しい!」では人間を辞めたくなったに違いない。 「でかい!」でまだよかった。 結局、扉は壁にぶつかって「でかい」音を出すこともなく、そのとき「でかかった」ものといえば足で扉を開ける私の態度と、「でかい!」という私の声だけだった。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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