こんばんは､訪問者様 我が館 『紅月の館』へようこそ 私は､ここの案内役の屍鴉です。 あなたは､なぜ我が館にいらしたのでしょう？ 偶然でしょうか？ いえ､偶然という言葉は意味を持たない。 あるのは必然のみ･･･ あなたが我が館にいらしたのにも、何か理由があるのでしょうね･･･ ここでは、主が書いたオリジナル小説を公開しております。 暗く冷たき儚い小童の夢 平和なんてものは一切意味を持たない。 ましてや、 幸せなどくだらない｡ 生まれるのは、 憎悪のみ･･･ それでは、 参りましょうか。 足元にお気をつけてくださいね。 この階段を踏み外せば､ 下にあるのは絶望と闇｡ そして、落ちれば二度と戻ってこれませんから｡ この部屋は、主の部屋 この扉の向こうに夢があります。 カチャッ さぁ、鍵は開かれました では、どうぞ扉の向こうでお楽しみください｡ 永遠に 永久にね･･･ フフッ 扉の向こうから聴こえるのは、哀しい幻想曲と･･･小童の笑い声｡ 部屋に入ると扉は閉まった。 そこに居るのは 独りの小童 手には大きな鎌が握られている。 小童は言った。 ―運命は残酷 ―神は残虐 ―幸せなんてものはない すると、小童は口角をあげニタァと不気味に笑った。 そして、 その部屋には断末魔が響き渡り、小童の顔は血飛沫を浴び紅く染まっていた｡ ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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