如月日記帳 改

2009年07月26日(日)
【科学では計り知れない何か】
しかし雨が上がってから蒸し暑くなりましたね〜。歩く度に私の衣類が肌に張り付いてきていや〜な感じなんですよ。

私の近所ね、犬がうるさい位で普段はものすごい静かなんです。夜になるとその静けさが余計に際立って来るんですね〜。しかもご近所さん、ほとんどの場所が22時を過ぎると家の電気が消えてるんですよ。まるで夜が深まる事を恐れているかのように…

頼りになるのは街灯と自動販売機の明かりだけ。

…結構不気味なんですよこれが…。


そんな中で今日の23時頃外を歩いてたんですよ。聞こえるのは遠くから微かに聞こえる車の音と革靴の音。私ゃ何処か別の世界に迷い込んだんじゃないかって錯覚に陥りそうになりながらいや〜な感じで歩いてたんですよ。


そしてしばらく歩いていると私の歩いてる向かい側から何か音がするんです……







…………スタッ………スタッ……スタッ…スタッ



音がだんだん近くなってくる……!



スタッ…スタッ…スタッ



なんと私の目の前に初老と思しき男性の姿と、4〜5歳位の小さな男の子が歩いて来たんですよ…。男の子は無地のTシャツに短パン姿。髪型はまぁ今の私位の長さですかね。男の方はコンビニとかで売られてる蓋付きのプラスチック容器のコーヒーを片手にスタスタ普通に歩いてるんですよ。子供はおじいちゃんに付いて行こうと少し早歩き気味でついて来てる。


…不思議だったのが、その間ずっと二人とも無言だったんですよ……。


私は『あぁもう0時近いのに眠くないのかなこの子は…最近の子供は寝るのが遅いんだなぁ〜』なんて思いながら歩いてました。


まぁお互い向き合って歩いているので当然最後はすれ違う訳ですよ。その間も終始無言…。



少し気になってすれ違い様に私思わずふっ…と二人の方に振り向いたんです…。









いないんですよ












子供が…。



さっきまでいたのに…え?さっきまでいたよな…。さっきまでいなかったっけ?

心の中で私パニックになりましてね、何度も何度も振り返っても私の視界うつるのは男の姿だけ…。

消えた…と言うか、存在してなかった…そんな感じでしたよ。

あぁ…だから二人無言だったんだなと……。

いやぁ〜その瞬間は軽く鳥肌がたちましたよ〜。


後その子供ね、男の方を見てるんじゃなくて、ずっと正面を見て歩いていたんですよ。


…ま る で 私 の 方 を 見 て い る か の よ う に





以上今日起きた実話です。夏ですね。

05:30
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