2008年6月12日(木) 【escape】 夜だった。歩道を自転車で走っていた。信号を渡ろうとしたら突然赤に変わった。 仕方無く信号待ちをしていると、どこからともなく女の人の歌い声が聴こえる。道路を挟んだ向かい側には、セミロングで眼鏡をかけた女の子が1人。その子……では無いみたいだ。 やがて信号が青に変わり、当然自分は横断歩道を渡る。女の子は渡る気配は無い。人待ちをしているのか?まぁそんな事はどうでもいい。しかし女の子に近づくに連れ、女の子の表情が鮮明になってゆく。 ………何かに脅えてる表情だ。まるで誰かに追われているように辺りをキョロキョロ見回している。 女の子は自分とすれ違い様に 『あの…その道を通るんでしたら気を付けて下さい』 と一言。 そう、ここに居るのは自分と女の子の二人だけ。ましてや車道には車なんか一台も走っていなかった。 取り敢えず女の子に軽く会釈をしてまた自転車を走らせた。 しばらく自転車を走らせていると、後ろからペダルを漕ぐ音が聞こえる。最初は後ろに誰か居るんだなぁ〜位にしか思って無かったが、何かおかしい……ペダルを漕ぐ音が尋常では無い……。物凄い速さでこっちに接近してる! 咄嗟に後ろを振り向いた……しかし、振り向いた事を一瞬で後悔してしまった……。 その距離約10m位後ろにそれは存在した。 女の人だ。髪は黒髪。長さは腰より少し上位。白い洋服を着ていて、白いスカート姿で器用に自転車を乗りこなしている。その速さは尋常では無く、加速度的に1m…2mと距離を詰めて来る。問題はその人の表情だ。その表情を見て直ぐに身の危険を感じた……。 顔は普通にしていれば可愛いとは思うんだが……………………目が完全にイッてる。その目が明らかにこっちを見てる。まるで獲物を発見したハンターのように……。そして思いっきり笑いながらこっちに向かって来る……。自分も必死で自転車を漕いでいるけど………夢だからうまく進まない……!その間にも徐々に距離を詰められて行く……。 また僕は振り向いた。それはもう直ぐ後ろまで来ていた! ………そしてそれは僕の横に並んだ…………。 僕はすでに疲れてゼーゼー言っている。それは大きく見開いた目をもっと開いて、笑ってる口を尖らして僕の呼吸音を真似ている。こっちを見ながら………。 そして次の瞬間自転車を思いっきり蹴られて、転倒する瞬間に目が覚めた……。。。 非常にトラウマになりそうな夢でした。 [コメントする] [コメント(1)][更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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