2009年8月17日(月) 【biohazard】 気が付けば俺達は学校の体育館のような広い室内にいた。何故か下水道みたいに沼みたいな水たまりになっている。 登場人物は俺と一人の男。年は俺と同じ位か。 2人は水たまりの中を歩いていた。その時男の足が何かに引っ掛かった。いや、引っ掛かったのではなく掴まれたのだ。慌てた男は必死に振りほどく。端っこにかろうじて足が引っ掛かる程度の段差がある。取り敢えずそこに上ろうと鈍い速度で端まで移動する。 2人上りきって少し冷静になる事が出来た。 薄暗い室内。よく見ると少し離れた所に扉がある。その扉は大きく錆で赤茶けている。よく耳をすますと何やら扉の奥から人の呻き声みたいなのが複数聞こえてくる。 嫌な予感はしつつ、いつまでもここに居ても仕方無いので、壁にしがみつきながらゆっくり10センチ程度の幅をぎごちなく歩く事にした。 ようやく扉の前に到着。呻き声がさっきより大きく聞こえる。俺が扉を開けようとした刹那、反対側から勢いよく扉が開かれた。 それは幽霊じゃない。ましてやもう人なんかじゃない。明らかにゾンビだ……!金髪で長くボサボサの女。何故か外国人だ。 女が凄い形相で俺に襲いかかってくる!もう一人の男の方を見たが、どこにも見当たらない。女に捕まれて沼に落とされる。 ……どうする!?武器は無い。素手じゃ確実に倒せない!俺は抵抗して、僅かな隙を見つけて沼から出る事に成功した。迷わず扉の奥まで走った。案の定女は追いかけて来る 何だったんだ?今のは…青白く淀んだ肌。明らかにこの世のもんじゃ無かった……。走りながらさっき起きた出来事を振り返る。走りながらある事に気が付いた。 ここは…学校だ。俺今廊下走ってんだ。そう思ったのも束の間、向かい側から数体の新たなゾンビが……………走って来る!!後ろにはさっきの女のゾンビがいる。追い込まれた俺は側の教室のドアを勢いよく開けた。閉めようとした瞬間ゾンビに押された。教卓の近くに倒れてしまった。複数のゾンビが倒れた俺に群がる。見渡せば教室にも何体かゾンビが……正に万事休す。 そして性別不明のゾンビに腕を掴まれて思いっきり腕の肉を食いちぎられた。痛みは無い。ここでもう諦めた…。諦めた事を悟ったのか、女のゾンビは上目遣いで俺を一瞥して、ニヤリ……と不気味な笑みを浮かべた…。 [▽追記] 8/17^13:18 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |