ルーピン×スネイプ

【アズカバン編(長編)】
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自分が嫌だと感じる瞬間

自分が生きていて後悔する瞬間

もう十分だ

この先一人でどうやって生きていく

もう十分だ

満月の次の日なんて特にそんな事ばかり考える



  【手 紙】



「リーマス・ルーピン様」



突然一通の手紙がホグワーツから届いた

あぁ懐かしいホグワーツ…しばらく僕は思い出にひたる

あの時はよき友がいて、いつも心満たされていた

卒業してからも毎日のように友と飲みあかした

不死鳥騎士団でも共に戦った仲間

なのにあんな悲劇が起こるとは……

まさか最愛なる友の手で、最愛なる友が殺害される日が来るなんて

今やアズカバンの住人となっている彼は何を思っているだろう

考えるだけで、色々な感情が押さえられなくなる……

耐え切れなくなり、思考を一通の手紙へと変える



「闇の魔術の教授として迎い入れる…」



一生の師としている、ダンブルドアからの手紙だった

この人狼である僕を教授として迎え入れるそうだ


「先生…あなたって人は…」


もう生きて行くのに疲れ果てていた

正直もう終わらせようとしていた




まだ生きろと、手紙が言う……




何年かぶりに熱い涙が頬を流れた。。。

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