2011年04月29日(金) 【区切り】 昨日は震災から49日目。各地で慰霊祭が開かれたようだ。 私も伯母と従兄夫婦を亡くしているのでお寺が主催する合同慰霊祭に参加した。会場となったお寺、少し前まで立派な門があったが、いまは跡形もない。本堂にはブルーシートがかけられ、慰霊祭会場の壁には、津波の傷跡が深く刻まれている。 参加者の中には、喪服を流され、作業着姿や普段着で参加する人も。慰霊祭が始まると、あちこちから、すすり泣く声が聞こえ、会場は深い悲しみに包まれた。 通常、法要事にはお墓参りがつきものであるが…その墓石のほとんどは津波で流され、無惨な姿で横たわっている。なので、墓参りはなし。ご先祖様には申し訳ないが、もうしばらく今のままで我慢してもらうしかない。 慰霊祭が終わってから、喪主の従姉が仮住まいしているアパートに寄った。親戚が今朝、作ったという供養のヨモギ餅をご馳走になったが…ああ、そう言えば今の季節は春なんだ、と思った。 これで、一区切り。これから解決しなければならない問題は多々あるが…後ろを振り返ってばかりはいられない。生かされた命をまっとうしようと決意を新たにした。 05:33 ｺﾒﾝﾄ(2) [ｺﾒﾝﾄを書く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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